カジノとパチスロ

日本に今ある「スロット」とは

リアルカジノにおいて大人気なのが「カジノスロット」。ですが、ご存知の方も多いように、日本にはもう一般的に「パチスロ」と呼ばれるスロットが浸透しています。

カジノとパチスロ。では、実際にこの2つのスロットの何がどう違うのかという点、そして「もし日本にカジノリゾートが出来たら、パチンコ・パチスロ業界はどうなる?」ということについてのお話を掘り下げてみていきましょう。

カジノとパチスロの類似点と相違点

カジノとパチスロの類似点はズバリ「お金を賭けてスロットをプレイする」という根本的な部分です。ただ逆に言えば、この根本以外はかなり違いがあります。その大きな違いが「獲得金額」です。

日本のパチスロ機は、一日にどれだけ勝利しても数十万円が限度、それに加えて規制がさらに強まった為、獲得金額の上限は更に下がる見通しが立っています。

その一方で例えば、海外におけるカジノの高額ジャックポット当選者の中には「ホテルで朝食を食べに行く途中にあったスロットをたまたまプレイしてみたらジャックポットが当選、数億円もの配当を手にした」なんて人も居ます。

こういった、配当面から考えると断然カジノスロットに軍配が上がることになり、一見して、カジノリゾートが日本に建設されるとパチンコ・パチスロをプレイする人口が減ってしまいそうですが、例えば人気のアニメやドラマ、ゲームなどを原作としたアミューズ的なパチスロはカジノスロットにはない強みです。

カジノスロットにももちろんリールアクションやアニメーションはありますが、この点はパチスロ側に分があるといえるでしょう。

日本のIRにパチスロが設置される日も?

中身は違えど同じスロットということを考えると、カジノリゾートにパチスロが設置される日も来るのではないかと思う方もいらっしゃると思います。

流石に、パチンコ屋のホールに設置されているスロットゲームがそのまま設置されるという状況は現状では考え辛いですが、このカジノリゾートに関する動向に、日本のパチンコ・パチスロメーカーやそれに関する企業も大きな関心を寄せているのは確かです。

例えば、ソフトウェアや機器開発の大手である『セガサミー』は、もともとリゾート事業開発部門を持っている企業ではありますが、実際に韓国初のカジノリゾートであるパラダイスシティに出資することにより、兼ねてよりカジノリゾートへの関心の高さを示すとともにノウハウを獲得しようと動いています。

こういった動きの他にも、例えば日本独自のカジノスロット開発を行うための部品やプログラム作りなど、日本のパチンコ・パチスロ業界もカジノリゾートが成立した際の恩恵にあずかる可能性は多分にあるといえるでしょう。

カジノスロットとパチスロは全くの「別物」と考えるべき

カジノスロットにはカジノスロットの、パチスロにはパチスロの良さがある為、カジノリゾートが完成したからと言ってどちらかが大きく落ち込むということはないでしょう。

むしろカジノとパチスロが手を取り合うことでもしかすると世界に類を見ない「日本だけのカジノスロット」が出来る日も、そう遠くないかもしれません。