[最終更新日:2023年2月19日]
ブラックジャックは、バカラゲームやルーレットに並んでカジノでとても人気のカジノゲームです。ただ運に賭けるだけでなく、自分の判断が勝ち負けを左右するするところが大変面白く、それが人気の理由でもあります。
この記事ではブラックジャック ルールと遊び方、戦略について解説します。
コンテンツ
ブラックジャックゲームの遊び方
ブラックジャックのルールは、ディーラーとプレイヤーに配られるカードの合計を21に出来るだけ近づけるゲームです。21に近い方が勝ちで、21を超えた場合はその時点で負けです。
Aは1もしくは11、絵柄カード(J, Q, K)はすべて10と数えます。
例えば、Aと10を配られた時は、合計が21で“ブラックジャック”となり、1.5倍の配当を受け取ることができます。
例えば、100ドル賭けてブラックジャックを獲得した場合、賭け金を含めた合計250ドルの配当金を獲得することができます。
その他の数字で勝った場合は、配当は賭け金の1倍となります。
引き分けた場合は、賭け金がそのまま戻ってきます。
基本的に座る位置はテーブルによって多少異なりますが、1テーブル5〜8席ほどあり、どこに座ったから勝ちやすいということはありません。
ブラックジャックが『かけ引き』のゲームと言われるのは、この2枚のカードの合計値から、次のカードを引く(「ヒット」と言います)か、引かないでおく(「スタンド」)かを自分で決めるところです。
合計値が低い場合、ヒットしなければディーラーのカードの方が21に近いかもしれない、でもヒットしたら、21を超えてしまうかもしれない・・・という悩みと、毎回戦う事になります。
ブラックジャックが人気のわけは?
ブラックジャックは、日本人にも昔から馴染み深いカードゲームです。
よく友達とトランプを使って21に近い方が勝ち!というルールでプレイされたことがある方が多いのではないでしょうか。数少ない、2人でできるトランプゲームとしても人気です。
カジノでも同じように、国籍関係なくたくさんの方にプレイされているカードゲームです。
ブラックジャックが人気の一番の理由は、カジノゲームの中で最も勝ちやすいゲームだからです。
なぜブラックジャックが一番勝ちやすいカジノゲームなの?
カジノでブラックジャックが勝ちやすい理由は、ルーレットやスロットといった他のカジノゲームに比べて、ブラックジャックの還元率が高いという事にあります。何も戦略を立てなくても、ハウスエッジ(カジノの取り分、控除率)が2%ほどになります。ブラックジャックがカジプロが好んでプレイするゲームというのも頷けます。
基本戦略であるベーシックストラテジーを使えば、ハウスエッジは0.5%程度になると言われています。全体の賭け金のうち99.5%がプレイヤーに還元されるのですから、かなり高い数値となっています。
ブラックジャックのベーシックストラテジーとは?
ブラックジャックのベーシックストラテジーとは、一言でいうと自分の2枚のカードとディーラーの1枚目のカードを見比べた時の行動(ヒットするかスタンドするかフォールドするかなど)を示す理論です。
例えば、ディーラーのカードが2から6の時、自身のカードが12以上の時は、全てスタンドします。スタンドというのは3枚目のカードを引かずに、最初の2枚のカードで勝負するという意味です。
え?18とか19なら分かるけど、12とか13でもスタンドしなきゃいけないの?と思われる方もいるかと思いますが、これがベーシックストラテジーに基づいた考え方なのです。
もちろん、手札が12や13で3枚目のカードに5や6や7を引いて少しでも21に近づける可能性は0ではありません。
しかし、ベーシックストラテジーの基本的な考えは、自身のカードを21に近づけよう!というものではなく、ディーラーのカードをバーストさせよう(21以上にする)という考えですので、例えば、自身の手札が12や13といった21に程遠い数字であったとしても、ディーラーの手札が21を超えると勝ちになります。
この自分の手札とディーラーの手札を見比べた時の行動をベーシックストラテジーをもとにプレイされると、余計な負けを防ぐことができ、勝ちに近づくことができます。
ただ、先ほども言った当に、ベーシックストラテジーはあくまでも理論であり、その通りにプレイしたからといって必ず勝ちを保証するものではありませんので予めご了承ください。
ブラックジャックにはサイドベットがある
ブラックジャック サイドベットは、ブラックジャック をより楽しくする「オマケ」的なゲームも存在します。
パーフェクトペア
ブラックジャックで最初に配られるカードが同じ数字になっていれば、配当が出るという賭け方です。パーフェクトペアは、数字もスートも同じ場合で、配当はカジノによって30倍に上る事もあります。同じ数字と色のカラーペア、数字だけが同じミックスペアでも配当が出ます。
21+3
自分に配られたカード2枚と、ディーラーの表向きのカードの合計3枚が、スリーカード ボーカーの役になっている場合に配当が出ます。
ベットビハインド
他のプレイヤーの勝負にのっかる事ができるのがベットビハインド。上手いプレイヤーがいたらその人に賭けるのもひとつの手です。
ブラックジャックでできるその他のアクション
インシュランス
ブラックジャック インシュランスは、その名が示す通り、「保険」です。ディーラーがブラックジャックで勝利する可能性が高い時に、インシュランスを掛けておけば、もし本当にディーラーがブラックジャックになった場合、保険金に対して2倍の配当が受けられます。但し本番のベットでは負けなので、その分の賭け金は没収されます。保険金は本ゲームの賭け金(オリジナルベット)の半分です。
ブラックジャック インシュランスが掛けられるのは、ディーラーのアップカード(表向きのカード)がAだった場合です。この場合、2枚目に10、J、Q、Kのいずれかが出れば21となるため、ブラックジャックが成立する確率が高いからです。
スプリット
配られた2枚のカードが同じ数字だった場合に可能なのが、ブラックジャック スプリットです。スプリットとは「分割する」という意味で、1枚ずつに分け、更にそれぞれにもう1枚カードを追加し、2つのハンドで勝負する事ができます。
ダブルダウン
ダブルダウンは賭け金を2倍にする事です。ブラックジャック ダブルダウンは、あと1枚だけカードを引くという事を条件に、ベット額を最大で倍増できます。